悲しい
生きることは素晴らしい。毎日が楽しい。そんな気持ちだけで生きていけたら何て幸せなんだろう。
【希死念慮】
漠然としつつ頭から離れない厄介なやつ。私は小学生のときふと死にたいなと思った。ピアノ教室に向かう車の中でだった。
私の記憶の中では1番古い、死にたいという思った瞬間だった。
そこから中学、高校と進学し楽しい学生生活を送った。部活もバイトもした。けれどやっぱりどこかに生きる事について問いかける自分がいた。
いつの頃からか、この世に生まれついた事が1番の不幸だと思うようになった。死が唯一の救いだと思うようになった。
今は社会人として働いているけれど、会社に向かって地下から地上に出た時ほど絶望を感じる時はない。
ただ嫌なことから逃げるために死にたいんじゃないかと思うこともあったけれど、たぶん、1番は生きるために働くという事がとてつもなく苦しい。
死にたいと思いながらも生きるために働く矛盾に身体がついてきていない気がする。
どうすれば良いんだろう。
後数時間後には月曜日になるという事実がとてつもなく悲しい。